開催の経緯

　本コースは、2011年5月に開催した「到達度確認講習会」の内容と、従来MEDIS-DCで開催していた「医療情報システム安全管理者（MISSMO）養成コース」の内容を継承・発展させた、医療情報の安全管理についての基礎知識を総合的に学習できるコースです。医療情報システム監査人試験の受験を予定している方だけではなく、医療情報の安全管理に関わる方、全てに有意義な内容です。今回より、1日目又は2日目だけの個別受講を可能とし、ニーズに合わせた受講が可能となりました。

コースの目的

• 到達度の確認のために
  • MEDIS-DCの医療情報システム監査人試験で求められる、Ⅰ）医療情報システム、Ⅱ）監査、およびⅢ）法令・ガイドラインの各科目についての必用不可欠な基本的知識を習得するとともに、医療情報システム監査人を目指して学習してきた知識の到達度を確認することができます。

• 医療情報システムの安全管理のために（2日目）
  • ３省（厚労省、経産省、総務省）が定める、医療情報の安全管理のためのガイドラインを総合的に学習することができます。上記試験の受験を予定していない方でも、安全管理のための必要な基礎知識が身に付きます（問題とともに解説しますので学習効率が上がります）。

受講対象者

• 医療情報システム監査人試験の受験予定者で、すでに自己学習を行い、到達度の確認を行う段階にある人。
• 医療機関やベンダー等で、医療情報システムの開発・保守・運用・監査に関わる人。
• 医療情報の安全管理を総合的に学びたい人。

開催日時・場所

• 東京会場　お茶の水女子大学（東京都文京区）
  • 共通講義棟２号館 101教室
    • 2013年7月27日（土）10時～17時
    • 2013年7月28日（日）9時～17時

• 神戸会場　TRI 臨床研究情報センター（神戸市中央区）
  • 第１研修室
    • 2013年8月3日（土）10時～17時
    • 2013年8月4日（日）9時～17時

• 東京会場と神戸会場の講習内容は同一です。

プログラム

1日目（医療情報システム＆監査）-------------

• Ⅰ　医療情報システム
  • 1.1　医療情報システムの特徴と概要（10:00～11:00）
  • 1.2　医療情報に求められる情報セキュリティ（11:20～12:20）
• Ⅱ　監査
  • 2.1 監査概論（13:20～14:20）
  • 2.2 監査の進め方（14:40～15:40）
• Ⅲ　個人情報保護
  • 3.1　保険医療福祉分野の個人情報保護（16:00～17:00）

2日目（医療情報の安全管理）-------------

• Ⅳ　医療情報の安全管理
  • 4.1　医療情報システムの安全管理に関するGLの概要（9:00～10:30）
  • 4.2　基本的な安全管理（10:50～12:20）
  • 4.3　電子保存の要求事項（13:20～14:20）
  • 4.4　受託管理事業者の安全管理（14:40～15:40）
  • 4.5　ASP･SaaS事業者の安全管理（16:00～17:00）

配付資料

• １）参考資料集
  • 医療情報の安全管理のための参考資料集（Ⅰ 医療機関編）
  • 医療情報の安全管理のための参考資料集（Ⅱ 情報処理事業者）

• ２）講習会資料集
  • 1日目講習会資料集（医療情報システム＆監査）
  • 2日目講習会資料集（医療情報の安全管理）

受講料

＊会員とは一般社団法人医療情報安全管理監査人協会の会員です。→iMISCA入会について

• 1日目（B.）又は2日目（C.）のみの参加では、参考資料集と当該開催日の講習会資料集の配付となります。

更新ポイント

• iMISCA補・更新ポイント　6ポイント（1日の参加でも同様）
• 医療情報技師・更新ポイント　1ポイント（予定）

受講申し込み方法

• 講習会申込フォームにてお申し込みお願いいたします。
• フォームでお申し込みいただきましたら、銀行口座をお知らせしますので、事前に受講料をお振込願います。
• 申込締め切り：開催日の１週間前
• 定員：各会場100名。定員になり次第受付を終了します。
• 教材は当日受付でお渡しします（持参するのは筆記用具のみでOKです）。
• 資料のみをご希望の方は、2日間（A.）と同額（送料込み）でお分けします（講習会申込フォームで選択ができます）。開催日の１週間前までに事務局までご連絡下さい。発送は講習会終了後となります。
  • 1日目（B.）又は2日目（C.）のみの資料はお受けできません。

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