MIPPDM_20130325
医療情報のプライバシー保護と利活用に関するシンポジウム
医療情報の健全な利活用促進のために何が必要か?
昨今、スマートフォンやタブレット端末の普及により、人が社会生活を営む上で、インターネットに代表されるソーシャルメディアを活用することは不可欠となりました。その結果、個人に関するデータが自動的に日々大量に収集・分析され、ビジネスに活用されるネット社会が実現しつつあります。ネット社会の実現は、従来は不可能であった個人に対するきめ細かなサービス提供が可能となるとともに、データの不正使用を初めとするプライバシー侵害のリスクが飛躍的に高まり、ネット社会への不安が懸念されています。
このようなネット社会におけるリスク回避のため、ビッグデータの取り扱いにはPPDM(Privacy-preserving Data Mining)と呼ばれる、プライバシー保護のための加工(匿名化、暗号化等)と解析・流通を両立する仕組みが求められています。
本シンポジウムでは、医療情報に焦点を当て、医療情報のプライバシーを確保した利活用促進のために求められるPPDMのあり方について、各分野の識者から知見をいただき、医療情報PPDMの理解を深めたいと存じます。
- 日時:2013年3月25日(月)14時~18時
- 会場:全社協・灘尾ホール
〒100-8980 東京都千代田区霞が関3丁目3番2号 - 主催:
- 協賛:
- 参加費:無料
- プログラム:
- 14:00~14:03 開会挨拶((株)日立コンサルティング)
- 14:03~14:15 来賓挨拶(内閣官房、総務省、厚生労働省、経済産業省)
- 14:15~14:45 1.(基調講演1)医療情報利活用の課題と期待・山本隆一(東京大学、MEDIS-DC)
- 14:45~15:15 2.(基調講演2)医療情報PPDMの可能性・辻井重男(中央大学)
- 15:30~16:30 3.医療情報PPDMの事例紹介
- 3.1 興梠貴英(東京大学)
- 3.2 美馬正司(日立コンサルティング)
- 3.3 高橋克巳(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
- 16:45~17:55 4.パネルディスカッション 司会 山本隆一(東京大学、MEDIS-DC)
テーマ:医療情報のプライバシー保護と利活用~医療情報の健全な利活用促進のために何が必要か~- 石川広己(日本医師会)
- 鯨井佳則(厚生労働省)
- 興梠貴英(東京大学医学部附属病院)
- 高橋克巳(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
- 美馬正司(日立コンサルティング)
- 18:00 閉会挨拶(MEDIS-DC)
- ポイント:
- MISCA補更新ポイント・2ポイント
- 医療情報技師更新ポイント・3ポイント
- ※ポイントを申請される方は、必ず認定証番号を入力するとともに、受付メール(以下の内容を送信すると3分以内に自動返信されます)をプリントしてご持参下さい(当日受付にて確認印を押下します)。
- 申込:おかげさまで満席となりましたので申込は終了しました。